インターネットで車の査定を申し込もうとしたとき、入力フォームを前にして手が止まってしまった経験はないでしょうか。「入力項目が多すぎて面倒くさい」「よくわからない専門用語が出てきたらどうしよう」といった手間に加え、何より「この送信ボタンを押した直後に、何十件もの営業電話が鳴り続けるのではないか」という恐怖心を感じる方は非常に多くいらっしゃいます。
当サイト「くるま売却ナビ」では、初めて車を手放す方でも電話ラッシュに悩まされることなく、安心して高額査定を狙えるサービスとして「MOTA(モータ)」「CTN」「カーネクスト」の3社を厳選しておすすめしています。
この記事では、申し込みボタンを押す前の不安を完全に解消していただくために、上記3社の「実際の申し込み画面」を公開し、入力の具体的な手順とリアルな所要時間をまとめました。
結論から申し上げますと、3社とも入力フォームは非常にシンプルに設計されており、最短20秒から長くても3分程度で完了します。そして最も重要な点として、この記事でご紹介する手順通りに進めれば、送信ボタンを押した瞬間に見知らぬ業者から大量の電話がかかってくるような事態は絶対に起こりません。
それぞれの画面を見ながら、ご自身のペースでゆっくりと確認していきましょう。
申し込みを5倍スムーズにする「2つの事前準備」
実際の入力手順を見る前に、ほんの少しだけ準備をしておくと、途中で車まで確認しに行く手間が省け、入力が驚くほどスムーズになります。スマートフォンやパソコンで入力フォームを開く前に、以下の2つを手元に用意しておくことをおすすめします。
1. 自動車検査証(車検証)
車検証は、いわばお車の「身分証明書」であり、正確な情報がすべて記載されている最強のカンペです。申し込みフォームでは、「年式」や「型式(車の種類を細かく分類した記号)」を選択する場面があります。記憶に頼って入力すると、実際の情報とズレが生じ、後から査定額が下がってしまう原因になりかねません。ダッシュボード(助手席前の収納)に入っている車検証を手元に置いておけば、見ながら確実に入力できます。
2. 現在の走行距離のメモ(またはメーターの写真)
車の買取価格を決める上で、走行距離は非常に重要な要素です。10km単位などの細かい数字まで覚えている方は少ないと思いますので、車を降りる際に運転席のメーター(オドメーター)の数値をスマートフォンで撮影しておくか、メモを取っておきましょう。

MOTAを利用する場合は「車の写真」も準備
後ほど詳しく解説しますが、「MOTA」を利用する場合は、申し込み時に車の写真をアップロードできる機能があります。事前に「車の外観(前後左右)」「内装(運転席まわりやシート)」「メーター周り」の写真を数枚撮影しておくと、業者が車の状態を詳しく把握できるため、より高い査定額を引き出しやすくなります。
準備が整いましたら、さっそく各社の入力手順を見ていきましょう。
【MOTA車買取】の入力手順と所要時間
最初にご紹介するのは、翌日18時にウェブ上で最大20社の査定結果がわかり、高額査定を出した「上位最大3社」のみとやり取りするシステムが特徴の「MOTA(モータ)」です。
■ 所要時間の目安
約45秒(任意項目の入力や写真のアップロードを丁寧に行う場合は2〜3分程度)
MOTAの入力フォームは、選択式がメインとなっており、直感的に操作できるのが特徴です。
STEP1:トップページからの基本情報の入力

まずはMOTAの公式サイトにアクセスし、トップページにある入力フォームから車の基本情報を選んでいきます。
- メーカーの選択:トヨタ、ホンダ、日産などのメーカーを選びます。
- 車種の選択:プリウス、N-BOXなどの車種名を選びます。
- 年式の選択:車検証の「初度登録年月(軽自動車の場合は初度検査年月)」を見て、該当する年を選びます。
ここまでは、用意した車検証とメモを見れば迷うことなく数秒で完了します。
STEP2:お客様情報(連絡先)の入力

続いて、査定結果を受け取るための連絡先を入力します。
- お名前(カタカナ):ご自身の氏名を入力します。
- 郵便番号:お住まいの郵便番号を入力します。
- 電話番号:日中連絡が取りやすい携帯電話の番号を入力します。
ここで入力した郵便番号を基に、MOTAのシステムが「あなたの地域まで無料で出張査定に来てくれる業者」を自動的に探し出してマッチングしてくれます。
STEP3:【重要】任意項目の入力と写真アップロード
STEP2までで申し込み自体は可能ですが、MOTAでより高い査定額を引き出すためには、このSTEP3の「任意項目の入力」が非常に重要になります。
- 修復歴の有無:修復歴とは、過去に交通事故などで車の骨格(フレーム)部分にダメージを受け、修理や交換をした経歴のことです。ドアのへこみやバンパーの擦り傷を直した程度では「修復歴あり」にはなりません。中古車で購入してわからない場合は「わからない」を選択して問題ありません。
- 車の状態・アピールポイント(自由記述):「カーナビあり」「ETC付き」「禁煙車でペットの乗車もありません」「週末の買い物にしか使っておらず内装が綺麗です」など、次に乗る人が喜びそうなポイントを書き込みましょう。業者はこのコメントを見て、「大切に乗られてきた車だ」と判断し、強気の金額を提示しやすくなります。
- 写真のアップロード:事前に撮影しておいた車の写真を添付します。業者は実物を見る前に金額を提示(入札)しなければならないため、写真がない車には「傷があるかもしれない」と警戒して無難な金額しかつけられません。綺麗な写真が複数枚あるだけで、業者は安心して最高値を提示でき、競り合いが白熱します。

すべて入力・添付ができたら「確認画面へ」進み、間違いがなければ「無料査定を申し込む」ボタンを押して完了です。
ボタンを押しても電話は鳴りません。翌日の18時になると、MOTAのマイページ上で各社の査定額が一覧で表示され、上位3社からのみ連絡が入る仕組みになっています。
【CTN車買取】の入力手順と所要時間
次にご紹介するのは、MOTAと同じく「上位最大3社」のみからの連絡というシステムを採用しつつ、古い車やカスタマイズカー、輸入車など、専門性の高い業者とのマッチングに強い「CTN車買取」です。
■ 所要時間の目安
約55秒(写真アップロードがないため非常にスピーディーです)
CTNの入力フォームはチャット形式、またはシンプルなステップ形式を採用しており、画面の案内に従ってポチポチとタップしていくだけで完了します。
STEP1:車両情報の入力

CTNの公式サイトから「無料査定スタート」などのボタンを押すと、入力画面が開きます。
- メーカーと車種を選択:画面に表示されるメーカーロゴや車種一覧から該当するものをタップします。
- 年式と走行距離を選択:MOTAと同様に、車検証とメモを基にプルダウンから選びます。
- 車検の有効期限(任意):車検証を見て、車検がいつまで残っているかを選択します。車検期間が長く残っている場合はプラス査定に働くことがあります。
STEP2:お客様情報の入力と送信

車両情報の入力が終わると、そのままお客様情報の入力画面へと移ります。
- 氏名、電話番号、お住まいの都道府県を入力します。
- 内容に間違いがないか確認し、「入力内容を確認する」ボタンを押します。
CTNの場合、MOTAのような詳細なアピールポイントの記述欄や写真のアップロード機能が初期画面にないケースが多いため、本当に1分足らずで申し込みが完了します。「細かい文章を考えたり写真を撮ったりするのは面倒だから、とにかくサクッと相場を知りたい」という方には最適なフォーム設計です。
送信後、CTNの独自システムが全国の加盟店からあなたの車を最も高く買ってくれそうな業者を自動で探し出し、高額査定を出した上位3社のみから連絡が入る流れとなります。

【カーネクスト】の入力手順と所要時間
最後は、どんな状態の車(古すぎる車、走行距離10万km超え、車検切れ、動かない車など)でも原則0円以上で買い取ってくれることで有名な「カーネクスト」です。
カーネクストの最大の特徴は、複数社と査定額を競わせる一括査定とは異なり、「カーネクストという1つの会社」とだけやり取りをして完結する点にあります。そのため、入力フォームも他社とは少し性質が異なります。
■ 所要時間の目安
約20秒(ウェブ上での入力のみの時間)
STEP1:超シンプルな4項目の入力

カーネクストのトップページには、非常にシンプルな入力フォームが用意されています。
- メーカー
- 車種
- お名前
- 電話番号
ウェブ上で入力するのは、なんとこの4項目だけです。「無料査定を申し込む」ボタンを押せば、ひとまず申し込み自体は完了します。年式や走行距離を入力する欄すらありません。
STEP2:送信直後にSMS(ショートメール)が届く
では、詳しい車両情報はどのように伝えるのでしょうか。
先ほどの4項目を入力して送信ボタンを押すと、入力した携帯電話番号宛てにカーネクストからSMS(ショートメール)が届きます。
そのSMSに記載されている専用のURL(リンク)をタップすると、さらに詳しい情報(年式、走行距離、車の状態など)を入力できる詳細フォームが開きます。お時間がある時に、そちらから車検証を見ながら詳細を入力していく形になります。
【注意点】カーネクストは送信後に電話がかかってきます
ここで一つ、重要な注意点があります。
カーネクストは複数業者に情報がバラまかれることは絶対にありませんが、その代わり、申し込み後比較的すぐに、カーネクストの自社オペレーターから電話がかかってきます。

この電話は、営業の電話というよりも「お車の詳しい状態をお伺いし、正確な買取金額をご提示するためのヒアリング」です。実車を見に来る出張査定を行わず、電話口での情報だけで買取金額を確定させるというカーネクスト独自のシステムのため、この電話でのやり取りは必須となります。
そのため、カーネクストに申し込む際は「夜遅く」や「仕事中の忙しい時間帯」は避け、5分〜10分程度、落ち着いて電話で話ができるタイミングでウェブ入力を済ませることをおすすめします。
結局どれを選ぶ?3社の特徴まとめ一覧表
ここまで3社の入力手順を見てきましたが、「入力のしやすさ」と「申し込み後の流れ」にはそれぞれ特徴があります。ご自身の希望に合わせて選べるよう、比較表をご用意しました。
| サービス名 | WEB入力の所要時間 | 写真UP機能 | 連絡が来るタイミングと相手 | こんな人に最適 |
| MOTA | 約45秒〜3分 | あり(推奨) | 翌日18時以降に上位最大3社から | 写真でしっかりアピールして、愛車の最高額を引き出したい人 |
| CTN | 約55秒 | なし | 査定完了後に上位最大3社から | 面倒な写真撮影などは省き、サクッと専門業者の高値を狙いたい人 |
| カーネクスト | 約20秒 | なし | 申し込み後すぐにカーネクスト1社から | 複数業者とのやり取りが面倒で、電話1社のみで手軽に売りたい人 |
高く売りたいけれど複数との交渉は少し頑張れるという方は「MOTA」または「CTN」を。交渉自体が面倒で、古くなった車を手間なく手放したい方は「カーネクスト」を選ぶのがよいでしょう。
入力時の「よくある質問(FAQ)」
いざ入力を始めようとした際、初心者が迷いやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
Q1. 走行距離が正確にわからない場合はどうすればいいですか?
A. 「おおよその距離」の選択で問題ありません。
フォーム上では「50,000〜55,000km」といったように、ある程度の幅を持たせた選択肢になっています。1km単位の正確な数字は必要なく、実車を査定する際に担当者が直接メーターを見て最終確認を行いますので、神経質になりすぎる必要はありません。
Q2. 修復歴(事故歴)があるかどうかわからない時はどう入力すべきですか?
A. わからない場合は正直に「わからない」または「なし」で大丈夫です。
中古車で購入した場合など、過去の経歴が不明なことはよくあります。査定士は車の骨格(フレーム)を見るプロですので、実際に車を見れば修復歴の有無はすぐに判断できます。故意に隠そうとさえしなければ、後から「嘘をついた」とペナルティを受けるようなことはありません。
Q3. ローンがまだ残っている車(残債あり)でも申し込めますか?
A. はい、ローンが残っていても全く問題なく売却できます。
「残債(ざんさい)」とは、まだ払い終わっていない車のローンの残金のことです。車を売却した際のお金で残りのローンを一括返済する形になりますが、面倒な金融機関とのやり取りや名義変更の手続きは、ほとんどの場合、買取業者が無料で代行してくれます。まずは査定額がローン残高を上回るかどうかを確認するためにも、通常通り申し込んでみましょう。
Q4. まだ売るか完全に決めていないのですが、申し込んでも大丈夫ですか?
A. 全く問題ありません。「今の価値を知りたいだけ」でも歓迎されます。
査定を申し込んだからといって、絶対に売らなければならないという決まりはありません。提示された金額にご自身の希望が合わなければ、無料でキャンセルすることができます。「この金額なら売ってもいいかな」という判断基準を作るためにも、まずは現在の査定額を知ることから始めるのが最も賢い方法です。
準備ができたら、まずは「今の価値」を確かめてみよう
いかがでしたでしょうか。
「入力が難しそう」「送信したらどうなるかわからなくて怖い」という不安は、実際の画面と流れをあらかじめ知っておくことで、大きく軽減されたのではないかと思います。
お車の価値は、時間が経つごとに、そして走行距離が延びるごとに毎日少しずつ下がっていってしまいます。もし「そろそろ手放そうかな」「買い替えようかな」と少しでもお考えであれば、今この瞬間が、あなたのお車が最も高く売れるタイミングです。
手元に車検証を用意して、まずは今回ご紹介したサービスでお車の「現在の価値」を確かめてみてください。電話ラッシュの恐怖から解放された、安心で納得のいくお車とのお別れができるよう、心より応援しております。