ミニバン/ワゴン

ミニバンとワゴン

 

ミニバン

一般的に、ワゴンが、セダンのルーフをボディの後端まで長く伸ばし、トランクスペースの部分を居住空間に取り込んだボディ形状のものを言うのに対し、ミニバンは、ルーフを高く、ボンネットを短く設計することで、ワゴンに比べて広い居住空間を備えているものを言います。

ワゴンが荷物スペースに重点がおかれているのに対し、ミニバンは人の居住空間の確保に重点を置いていると言うこともできます。

ワゴンというのは、ステーションワゴンを略した呼び方です。ワゴンは荷馬車、ステーションワゴンは駅馬車ですが、メーカーによりあるいはクルマにより、スポーツワゴンツーリングワゴンと呼ぶこともあります。

従来はワゴンとよく似た形状で、ワゴンより小型のもの(多くは1500cc以下)をハッチバック(hatch back)と呼んでいましたが、ワゴンも同じ位置にハッチ(上半分または上に引き上げる扉)を持っていることから呼称の煩雑さを避けるため、現在は各メーカともハッチバックという呼称を用いず、「2BOX」「コンパクトカー」などの呼称を用いています。

ちなみに、クルマの外観を「BOX」という言葉を使って分類することもあります。
「1BOX」は、居住空間のみで構成
「2BOX」は、エンジンルームと居住空間で構成
「3BOX」は、エンジンルームと居住空間と荷室で構成
されているものを言います。

軽自動車のなかには、ミニバンスタイルを持つものも多いですが、ふつう軽自動車はミニバンとは呼ばれません。軽自動車までミニバンと呼ぶと、ミニバンのイメージが広がりすぎ混乱を招くからです。

ワゴンは、わが国では90年代になってから注目を浴び、95年頃にブームの絶頂期を迎えましたが、その後はミニバンの人気に抜かれました。ミニバンはセダンやワゴンを押さえ、ユーザーの年齢層にかかわらず高い人気を誇っています。