車買取での高額査定のポイント

自分の車を比較的に高く買取ってもらおうとするなら、売却システムとして一括査定を利用するにしても、愛車そのものに関して高額査定を導き出すいくつかのポイントがあります。ちょっとした工夫、努力、準備を普段から細々と、あるいは売る直前になって少し気合を入れて下記のことを実施すれば、ずいぶんと違ってくるものです。

普段から実施しておくべきこと
  1. 愛車のモデルチェンジをチェック

    意外に失念してしまうのが、愛車のモデルチェンジのタイミングです。どうして新型車が発売される時期が大切かというと、型が一つ古くなるということの他に、新型への乗り換え需要が増えて、中古車市場へ旧モデルがどっと放出されて値下がりをおこすからです。ですので、愛車を売る決心がついているのなら、モデルチェンジの情報を掴んだら、できるだけ早く新型車の発売前に売却しましょう。

  2. 車内を汚さない

    あとで掃除するより、初めから車内は汚さないようにする気持ちは必要です。車のなかというものは、汚さなければわずかに埃をかぶるだけで、ほとんど汚れないものです。車内が汚れるな、と思ったら原因を考え、これでこれからは汚れないぞ、という工夫をしましょう。とくに家族に小さなお子さまがいるときは、食べ物や飲み物をこぼしてもシートが汚れない方法を考えましょう。

  3. 車内に焦げあとを付けない

    「新人類」はタバコを吸わないそうで、いまでは煙草を吸う人はかなり減ってきたと思います。自分はタバコは吸わないからと、いつも安心していてはいけません。たとえあなたが煙草を吸わなくても、同乗者がシートや天井に焦げをつけることがあります。シートに灰をこぼすというのはよくあることですが、天井に焦げをつけるというのは、同乗者が片手の指にタバコを挟んで、なにげなく両手で頭を後ろから抱えるような仕草をするときに起こるようです。焦げあとが残れば、当然マイナス査定の対象になります。タバコを吸う同乗者にはくれぐれも御注意を。

  4. 車内に臭いをつけない!

    自分でも案外気にならないのが、車内の臭いです。普段から愛車のその臭いに慣れてしまっているからです。とくに犬や猫などのペットを飼っている方は注意が必要です。また、釣りが趣味の人の魚の臭い、愛煙家の煙草の臭いなど、クリーニングしてもなかなか消えないような悪臭がする場合は、査定のマイナスポイントになってしまいます。できるだけ臭いをこびり付かせない工夫が必要ですし、つどクリーニングを心がけることも大切です。

  5. できるものは自分で補修

    走行中に小石を跳ね上げて出来た小さなキズや、洗車時についた細かいキズは、軽度の場合が多いですから、自分で補修することができます。これも、査定の前に、あわてて補修するのではなく、普段から実施しましょう。だって、査定の補修では、もったいないでしょ。愛車をにキレイに乗る時間が、あまりに少なくて。それより、コンパウンドで磨いてキレイにしておきましょう。ちょっとした手間をかけるだけで、クルマは見違えるようになるので普段からキレイにしておきましょう。そうすれば、自分も気分よく愛車に乗れる時間がずっと長くなります。査定のポイントを高くするだけに補修するなんて、あまりにもったいない! でも、大きなキズやへこみは、修理にお金と時間がかかってしまいます。直しても修理代以上に査定額が上がることはないので、そのままにしておくほうがよいかもしれません。しかし、売るまでの期間が長く、みっともないのであれば修理したほうがよいでしょう。

  6. 故障部位は早めの修理を

    車に搭載されているエアコン、カーナビゲーション、それに付属しているテレビやCDプレーヤーなどのオーディオ機器、パワーウィンドウその他諸々の装備は、車の補修と違って、もし故障しているのではないかという箇所があれば、早めに修理しておきましょう。部位によっては保証があるものがありますから、保証期間をディーラーなどでも確認して、早いうちに修理し、車の調子はいつもベストの状態で乗りましょう。

  7. 車体への加工を避ける

    これは、車を購入したときに発生する問題かもしれませんが、ボディへ穴を空けるような加工が必要な社外品を取り付けるのは、水漏れや錆びの原因となり、ほとんどマイナス査定になると言ってよいでしょう。できれば、穴あけや取り付け跡の残るものは避けるようにしたいものです。しかし、これは余計なお節介と思う人が多いでしょう。査定額が下がることより、ドレスアップのほうが大切な方々ですから。社外品を取り付ける場合は、どれだけ純正に近い状態を維持できているかで、査定額が大きくかわるということだけ覚えておけばよいでしょう。もっとも、このような方は、ドレスアップ車を高額で査定してくれる車の買取店を日頃から探しておくことも重要でしょう。

  8. 付属品を大切に保管

    車の購入時から搭載されている付属品は、日頃から車内の適切な箇所にしっかり保管し、いつでもどこに保存してあるかわかるようにしておきましょう。「取扱説明書」「整備手帳」「保証書」などは、査定を受けるときにも必要です。とくに年式の新しいの車の場合は、メーカーやディーラーの保証を次の買い主が継承することになるため、必ず必要となります。社外のハンドル、マフラー、アルミ等に交換した場合も、純正部品について特定の保管場所を決めておき、売却時にいつでも出せるようにしておきましょう。

  9. 洗車は定期的に行なう

    愛車をいつも良い状態にしておくには、売るときだけでなく、ふだんから洗車やワックスがけを定期的に行ないましょう。いまは自動洗車機でもかなり低料金で性能のよいものがあるので、自分で洗車するのはどうしてもおっくうだという人は、これを利用しましょう。この定期的な洗車やワックス掛けが、車の値打ちを高めます。この日頃の行動が、その高額査定にどれだけの影響があるかを測定することは不可能ですが。

 

査定の直前に行なうこと
  1. 洗車と車内の整理整頓をしましょう

    洗車は日頃から実施している方には、査定直前になってとくに必要ないかもしれませんが、車はキレイが基本です。外装・内装の状態は、その車がどのように扱われていたかを判断する重要な基準になります。洗車して査定を受ければ、車の印象は変わってきます。内装やトランクなども忘れずに清掃・整理しておけば、ポイントは高くなります。査定金額を高くするなら、まず洗車と掃除が基本です。臭いはないと思っている方も念のため、査定前に車内の臭いを点検してみましょう。臭うようなら、脱臭剤・消臭剤を使用、あるいは窓を全開して天日干しなどで、臭いを少しでも減らしましょう。
    なお、ときどき査定する日が、雨の日とか夕方とかで、洗車してないほうが、査定が有利になると考えていて、そのような日時に査定を目論む人もいます。しかし、査定とは、正々堂々と自分の愛車の状態を見てもらうものだ、という信念の持ち主の方は、必ず査定まえに洗車をしましょう。洗車しないほうが、小キズなどわからないから査定に有利だなどと、くれぐれも思わないことです。洗車したほうが、かえって高額査定につながったかもしれない、と思ったときには目も当てられませんから。

  2. 装備の動作チェック

    車にはたくさんの装備品があります。とくに査定のプラスポイントになるのは、道路案内や渋滞情報を表示してくれるカーナビ、エアコン、CDやMDプレーヤーなどのオーディオ機器です。とくに人気のカーナビは、付いているかいないかで、査定ポイントも大きく異なります。愛車の買取査定を受ける前には、念のため、こうした各種装備を点検し、正常に作動するかどうか確認しておいましょう。

  3. 車検証・整備記録簿・保証書の確認

    査定をうける前に、所定の場所に車検証・整備記録簿・保証書があるか確認をしておきましょう。車検証は、車検や各種手続きを行う上で、もっとも重要視される書類です。自動車を運行する際は、車検証を必ず自動車に積んでおかなければなりません。「自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない」(道路運送車両法第66条)ちなみに「検査標章」とは、自動車のフロントガラスに貼る車検有効期間記載のステッカーのことです。
    整備記録簿には、これまで実施してきた点検・整備の内容が記録されています。また、メーカー保証などを受けるためには保証書が必要です。この整備記録簿や保証書があれば、中古車販売店は、より車を販売しやすくなりますから、これらの書類が揃っていれば高額査定を引き出す要因になります。また、もしメーターを交換していれば、整備記録簿または保証書に、交換時の走行距離が記録され確認印が押印されている筈ですから、マイナス査定の要因とはなりませんが、記録されていないと走行距離が確かであっても「走行距離不明車」になり、大きなマイナス査定要因になってしまいます。

  4. 純正品を用意する

    車の購入時に社外品のマフラーやスプリングに交換していた場合、保管しておいた純正品を用意してください。また、現在スタッドレスタイヤを装着している場合、純正タイヤを用意してください。純正タイヤを装着している場合、外しているスタッドレスタイヤを用意しましょう。買取店で査定をうけるときは、車に積み込んでいきましょう。

  5. 小さなキズを修理する

    日頃から愛車の手入れをしている方は、査定前になってあわててする必要がありませんが、できたら小さなキズを、コンパウンド入りのワックスなどで修理しておきましょう。大きなキズや凹みは、費用をかけて修理はしないほうが無難です。通常、修理代以上に査定額がアップすることはありませんから。また、まれに、ボディについたキズや凹みを隠すために、シールやステッカーを貼ってある場合がありますが、簡単に剥がせるなら、はがしておいたほうが好印象を得られるでしょう。

  6. 事故歴や故障を隠さない

    査定のとき、つい隠したい気分になるのが事故歴や故障がある場合です。これは素人考えでも、車の買取査定額に大きな差が出ると感じるので、これを正直に自分から言いたい人は稀かもしれませんが、これは正直に告げておいたほうがよいです。とくに事故歴はマイナス査定をくらうので隠したい気になるのはわかりますが、査定をする人はプロですから、ほとんどの場合、事故歴はバレてしまうと思ったほうがよいでしょう。
    プロは事故車かどうかを判定する、独自のポイントをいくつも持っています。自分で知っている事故歴や故障は、事前に査定士に伝えましょう。おそらくは、正確な情報を伝えたほうが、結果的に高額査定を引き出すことになるのではないでしょうか。それともこれは、あくまでもバレる確率と良心の格闘の問題でしょうか?

    「事故車」は査定額が下がります。事故歴があると、車の商品としてのイメージが悪く、車の機能も低下しているのではないかとユーザーが敬遠するからです。しかし、そもそも「事故車」とは、どのような車を言うのでしょうか。事故を起こして損傷を受けた車がすべて「事故車」ではありません。中古車の査定基準では、「交通事故やその他の災害により、自動車の骨格等に欠陥を生じたもの、または、その修復歴のあるもの」を「事故車」と規定しています。つまり、クルマの骨格部分を交換、修復した場合は、事故歴があるとみなされますが、バンパーをこすった、ドアの中ほどを少し凹ませた程度では、事故車ではありません。微妙なところを自分で判断するのは不可能と思ってください。事故車かどうかは、あくまでもプロの査定士が判断することになります。

 

以上、車買取での高額査定のポイントを述べてみました。少しでも多くのことを実践し、高価買取につなげてみましょう。